2025年9月11日
こんにちは。株式会社Flattoの飯田です。本記事では弊社Shopifyアプリ「チェックアウト住所バリデーター」について、開発者の視点からその魅力と活用方法をお伝えします。ぜひ最後までお読みいただき、配送トラブル解消のヒントになれると嬉しいです。
チェックアウト住所バリデーターとは?
チェックアウト住所バリデーターは、Shopifyのチェックアウト画面に住所検証機能を追加するアプリです。顧客が住所を入力している段階で郵便番号と住所の不一致や文字数オーバーを検知し、修正を促します。また、日本の送り状発行システムでエラーの原因となりやすい全角ハイフンや長音記号、全角数字、英語入力などを禁止する設定が可能で、注文完了前に正しい情報を入力してもらえますShopify Plus以外のプランでも利用でき、注文後のデータ修正や配送トラブルにかかるコストを大幅に削減することができます。
デモ動画:
Shopify App Store:
https://apps.shopify.com/simple-address-validator
なぜこのアプリを作ったのか?
オンラインストアを運営していると、顧客が入力した住所の誤りが原因で返送や再配送が発生し、送り状発行システムとの連携時にも数多くのエラーが起きます。弊社でもサポートを通じて「郵便番号と住所の不一致が起きやすい」「住所データを手作業で修正している」といった声を多数いただきました。この見えないコストを減らすため、チェックアウト画面で、リアルタイムに、入力ミスを検知して修正を促すアプリを開発しました。
開発では、実際の運用現場を把握するために複数のShopifyストア様にヒアリングを行い、「郵便番号と市区町村の不一致」「全角記号の混在」「英語表記の混在」など日本の送り状発行システム特有のエラー原因を洗い出しました。その結果生まれたのが、チェックアウト住所バリデーターです。アプリはリリース後もユーザーからのフィードバックを基に改善を続けており、常に最新版のチェックルールを提供しています。
チェックアウト住所バリデーターの独自ポイント
このアプリには、他の住所バリデーションツールにはない利点がいくつもあります。
1.リアルタイム検証で入力ミスを即座に発見
顧客が住所を入力するチェックアウト画面でエラーを検知し、その場で修正を促せるのが最大の特徴です。
郵便番号と市区町村の不一致や文字数オーバーを事前に指摘できるため、注文後に送り状データを手直しする手間を大幅に減らせます。
2.日本の配送実務に即した禁止設定
ヤマト運輸や佐川急便の送り状発行システムでは、全角ハイフンや長音記号、全角数字、英字混在などが原因でデータ連携エラーが発生しがちです。
本アプリではこれらの入力を禁止するほか、住所全体の文字数制限や特定文字列の禁止など日本の配送実務に特化したチェック項目を自由に設定できます。海外配送時のみ英字入力を許可するなど柔軟なルール作りも可能です。
3.Shopify Plus以外でも導入可能
チェックアウト画面のカスタマイズはShopify Plusではないからできないと思っていませんか?
本アプリはShopify Plus以外のプランでも利用でき、インストールするだけで簡単に利用することが可能です。
Plusへのアップグレードを考えていない中小規模のストア様でも手軽に導入できます。
4.個人情報を保持しないセキュアな設計
住所や電話番号などの個人情報はShopify側で処理され、弊社サーバーには一切保存されません。安心してご利用いただけます。
利用者の声 – 活用事例を紹介
実際にアプリを導入したストアからは、次のような感想が寄せられています:
Shopifyplusを使用していなくてもチェックアウト画面で住所をチェックしてくれる画期的なアプリです。
設定も簡単で、操作もシンプルで分かりやすかったです。
送り状を一括出力する際の郵便番号や文字数制限のエラーがなくなるので、本当にありがたいです。
引用元: https://apps.shopify.com/simple-address-validator/reviews
メジャーなバリデーションアプリとちがい、"注文後"でなく"住所入力中"にエラー表示されるので私のクライアントはこのアプリに乗り換えました✨
注文完了画面なんて大してみないですからね…
重宝させていただきます!🫶
引用元: https://x.com/chinatty_web/status/1963378976229134771
設定方法
具体的な設定方法や運用のコツについては、以下の公式ヘルプガイドにて詳しく解説しています。
料金プラン概要
アプリは3段階の月額プランを用意しております。全プランで7日間の無料トライアルが利用可能です。
Basic($7.99/月):文字数制限、英語禁止、全角記号や全角数字の禁止、特定文字列の禁止に対応。
Pro($17.99/月):Basicの機能に加え、郵便番号と住所の不一致検知(月8,000注文まで)を追加。
Enterprise($49.99/月):郵便番号と住所の不一致検知が無制限となり、優先サポートが付属。
まとめ – バックオフィスの見えないコストを削減
チェックアウト住所バリデーターは、Shopify Plus以外のストアでも利用でき、チェックアウト時に日本独自の住所入力エラーをリアルタイムで防ぐアプリです。個人情報を保持しないセキュアな構造、柔軟にカスタマイズできる検証ルール、送り状システム連携時のエラー削減など、実際のストアから寄せられる高い評価がその効果を裏付けています。配送トラブルや住所修正にかかる時間を減らし、より本質的な業務にリソースを投下したい方は、ぜひチェックアウト住所バリデーターをお試しください!
7日間の無料体験はこちらから: https://apps.shopify.com/simple-address-validator