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Shopifyで請求先住所は変更・バリデーションできる?【2026年最新】

Shopifyで請求先住所は変更・バリデーションできる?【2026年最新】

2026年1月29日

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「お客様から請求先住所を間違えたと連絡があったけど、変更できない…」
「請求先住所の入力ミスをチェックアウト時に防ぎたい」

Shopifyストアを運営していると、このような悩みに直面することがあります。

結論から言うと、Shopifyでは注文後の請求先住所の変更も、チェックアウト時のバリデーションも、どちらもできません。

これはShopifyの仕様であり、セキュリティ上の理由から意図的に制限されています。この記事では、なぜできないのか、そして配送先住所のバリデーションで対処する方法について解説します。

Shopifyの請求先住所とは?

Shopifyのチェックアウト画面には、2種類の住所入力欄があります。

種類

英語表記

用途

配送先住所

Shipping Address

商品を届ける住所

請求先住所

Billing Address

決済に使用する住所(クレジットカードの登録住所など)

請求先住所(Billing Address)とは、クレジットカードなどの決済手段に登録されている住所のことです。カード会社は不正利用防止のため、入力された請求先住所とカードの登録住所を照合することがあります。

実際には、多くのお客様が「配送先住所と同じ」にチェックを入れて購入します。この場合、配送先住所がそのまま請求先住所にコピーされるため、配送先住所さえ正確であれば請求先住所も自動的に正確になります。

ただし、以下のようなケースでは請求先と配送先が異なります。

  • ギフト配送: 自分のカードで決済し、別の住所に届ける

  • 法人購入: 会社の住所で決済し、別の拠点に届ける

  • 引越し直後: カードの登録住所と現住所が異なる

請求先住所でできること・できないこと

請求先住所に関して整理します。

操作

配送先住所

請求先住所

チェックアウト時のバリデーション

✅ 可能

❌ 不可

注文後の変更(管理画面)

✅ 可能

❌ 不可

注文後の変更(API)

✅ 可能

❌ 不可

なぜ請求先住所は変更・バリデーションできないのか?

セキュリティ上の理由

Shopifyでは、不正取引を防ぐために請求先住所の操作を制限しています。

注文時に入力された請求先住所は、以下の目的で使用されます。

  1. 決済の本人確認: カード会社が登録住所と照合(AVS: Address Verification System)

  2. 不正利用の検知: リスク分析の判断材料

  3. チャージバック対策: 取引の正当性を証明する記録

これらの情報を後から変更できてしまうと、不正取引の検知や追跡が困難になります。また、チェックアウト時にアプリが請求先住所を取得できると、セキュリティリスクが生じる可能性があります。

そのため、Shopifyは請求先住所の変更・取得を意図的にブロックしています。

参考: Shopify Community - Feature Request: Edit Billing Address of an Order

Shopify API仕様で確認(注文後の変更)

この制限はShopifyの公式APIにも明確に反映されています。

注文更新用のAPI(OrderInput)で更新可能なフィールドは以下の通りです。


つまり、アプリやAPIを使っても、確定した注文の請求先住所を直接変更することは不可能です。

参考: Shopify Admin API - orderUpdate mutation

Cart and Checkout Validation Functionの制限(バリデーション)

チェックアウト時の住所バリデーションは、Cart and Checkout Validation Functionという仕組みで実装しています。

しかし、Validation Functionで取得できる住所情報は配送先住所(deliveryAddress)のみです。

技術的に説明すると、Shopifyが提供するGraphQLスキーマでは、カートの住所情報として以下のみが公開されています。

請求先住所(billingAddress)はスキーマに含まれていないため、アプリから参照することができません。

参考: Cart and Checkout Validation Function API

Shopifyの方からの回答:「We will fix.」

この制限について、Xで話をしていたところ、Shopifyの方から対応するという返信をもらったことがあります。

「請求先住所にはバリデーションをかけられない」という投稿をしたところ、ShopifyのGil氏(@gilgNYC)から「We will fix.」という回答がありました。

出典: https://x.com/gilgNYC/status/2014573974106054676

ただし、Xでの発言であり公式ロードマップではないため、対応時期や実装が保証されているわけではありません。

この回答から、今後請求先住所にもバリデーションをかけられるようになる可能性があると期待しています。

ただし、具体的な対応時期は不明です。Shopifyの開発ロードマップは公開されていないため、いつ実装されるかは分かりません。対応され次第、この記事も更新予定です。

チェックアウト住所バリデーターの今後の対応

弊社では、チェックアウト画面で住所をリアルタイムにチェックできる「チェックアウト住所バリデーター」というアプリを提供しています。

このアプリの利用者様からも請求先住所のバリデーションに対応してほしいというリクエストをいただいています。Shopifyが請求先住所のバリデーションに対応次第、すぐに機能を追加する予定です。

チェックアウト住所バリデーターの詳細については、こちらをご確認ください。

まとめ

Shopifyでは、セキュリティ上の理由から請求先住所の変更・バリデーションができません。

現在、チェックアウト住所バリデーターでは、配送先住所に対して以下のようなバリデーションが可能です。

  • 郵便番号と住所の組み合わせが正しいかチェック

  • 番地が未入力の場合にエラーを表示

  • 文字数の上限設定や、送り状発行システムでエラーになる文字形式の制限

今後、請求先住所のバリデーションも対応予定ですので、住所入力ミスでお困りでしたら、ぜひ7日間の無料体験をお試しください!

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